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白髪の話

どうやら白髪が多いらしい。増えてるのかもしれない。鏡を見ると目立つ。会うたびに「白髪増えた?」と言ってくる友達がいる。

父親が結構な白髪だったので、遺伝で白髪になるだろうなー、とはなんとなく思っていたけれど「まだ白髪の方で良かったよ」なんて気楽に考えていた。白髪になる人は禿げないよ、と聞いていたから…でも父親が最近薄毛にもなってきた。話が違うじゃん?

父親はほぼ全部白髪という状態になっていて、すごいなーと思う。ここまで来たら逆にありだ。銀髪のキャラみたい。洋画とかに出てくることあるよね?ハリーポッターとかにもいた気がする。ダンブルドアかそれは。試しに銀髪で画像検索してみたけどコスプレかアニメキャラしか出てこなかった。でも全部白髪になると本当にコスプレの銀髪のかつらみたいになる。残念ながら銀髪から下は普通のおっさんなので、洋画に出てくる人にもアニメのキャラにもなりきれないのだけど。もし将来こういう感じになるんだったら、今のうちから銀髪の似合う老け方を目指したい。

 

とはいえ、まだ老ける前からこんなに白髪があるのもどうなんだ、という気がしてるので予防法があったりしないか調べてみた。すると「ちゃんとした食事をとる」「ぐっすりちゃんと寝る」「筋トレして血流を良くする」「ストレスを発散する」とか、それは白髪以外も全部良くなるやつ、というか何の予防についてもそれを挙げておけば問題ないやつじゃない?みたいなのばっかりが。それはずるくない?白髪より先に他のところが健康になっちゃうじゃん。

そもそも、こういうので出てくるまとめサイトとか個人サイトみたいなやつは、どうしたって根拠に乏しいのだ。それはどうやってわかったんですか?根拠は?根拠となる論文は?実験ノートを見せてください!実験ノートはありません!でも200回以上成功したんです!

ということで、もうちょっと根拠がちゃんとしてそうなやつはないものか・・・と調べるとこんな論文が。

www.ncbi.nlm.nih.gov

植物の葛からの抽出物が白髪の予防への有効性、副作用の有無を調べた論文のようです。突然難しい話になった。ランダムに薬を割り振ってるし医者も患者もどっちが本物の薬かわからない状態で研究したとのことで、信頼性は高そうな論文です。こういう論文の問題としては、そこそこ読んでみるまで意味のある論文かわからないってことなんだよね。

実際には葛の抽出物を含むAPHG-1001という名前の混ぜ物が白髪予防に効くのかを試した、ということのよう。1日2回、24週間も使ったらしい。治験も楽じゃないですね。24週間後に新しく出てきた白髪の本数を数えたよ、ということらしい。その結果・・・APHG-1001という薬を使った人たちの方が、はずれの薬を割り振られて使っていた人たちよりも新しい白髪の本数は約半分で抑えられていた!(1㎝平方メートルあたり6.3本vs1cm平方メートルあたり11.4本だったとのこと)でも客観的・主観的印象としては全体の白髪感はどっちも同じだったというので、ちょっと残念ですね。でも本数に圧倒的差があるので、有効なのは間違いなさそう。

 

・・・で?

だから?

そうなんだよね、根拠を厳密に求めだすと、何も無責任なことを言えなくなるものだから「すぐ使える情報」みたいなのって手に入らないんですよ。「よっしゃ、じゃあ今から庭に生えてる葛をすりつぶして飲んだろ!」とはならないし。とりあえず今回言えるのは、白髪染めだったり白髪予防シャンプーだったりに「葛」もしくは「プエラリア(葛の英語名)」とか書いてあったらちゃんと効果がある可能性が高いよ!ということかなぁ。あと全然関係ないんだけど、プエラリア調べてたらバストアップの薬が出てきた。

 

突然ガチな論文を読み始めたらウケるかなぁと思ったけどあんまり面白くなかった上に大した結論も得られませんでした。英語読むのめっちゃめんどくさいのに。見切り発車はダメだ、というのが今回の結論ということでよろしいでしょうか。オチもないです!そもそもオチが必要だという根拠は?証拠の論文を持ってきてください!