手すりの影の話

どうでもいいことから勝手にいろいろ考えるやつです。もはやシリーズと言ってもよかろ。

今回はこれ。正直よくわかんないんだけど。

f:id:nekodaisei:20150925033303p:plain

その辺にある駅の階段ですね。手すりが付いてる。黄色い案内板が何も書いてないのは場所を隠すために消したからです。そこは今回の問題ではなく。

階段に、黒い筋が一本入っているけれど、これは一体なんだろう?普通に考えると手すりの影なんだろうな、となるんだけど影にしてはやたらはっきりしてない?

実際、手すりを持ってみても手の影は写らないし、影?の横に足を置いてみてもこんなはっきり影にならなかった。でも場所的には手すりの影と考えても問題なさそうな位置なんだよなぁ。

写真に写っていない情報もまとめると

・手すりを持っても手の影は写らず、黒い筋の横に足をおいても影はこんなに濃くならない

・この黒い筋の上にはとくに何もない(雨漏りの跡、とかではない)

・手すりの片側だけに黒い筋があって、反対側にはない

・でも階段の両側に蛍光灯はある

・手すりは階段のやや左よりにあって、黒い筋はだいたい中央くらいの位置にできている

正直なところ、あんまり納得のいく説明が思いつかない。なんだこれ。

 

仮説としては、やっぱり元々は手すりの影だったんじゃないか、ということ。位置がぴったりなんだよね。手すりの片側にしかできていないのは、蛍光灯がある程度近くないと影ができないからじゃないかと。反対側からすると手すりと蛍光灯が離れていて影がぼやけてしまうから、片側にしかない。これ、全然伝わる気がしない。図示しようとしたら90年代インターネッツみたいなのができた。

f:id:nekodaisei:20150925143139p:plain

初めて見る図のはずなのに懐かしさを感じる・・・右の蛍光灯から手すりまでの方が遠いので影ができにくいんじゃないかってことです。もしできたとしても、真上にある左側の蛍光灯によって消されてしまうことも考えられる。

まぁここまではよしとして、手すりを持った手や近くに置いた足の影よりもこの黒い筋がかなり濃い理由を考える。考えたい。考えたいんだけど、あんまり合理的な説明が思いつかないので知ってる人がいたら教えていただきたい・・・!

可能性としては、この階段の素材である石が光があたり続けて退色したんじゃないか、ということ。そして常に蛍光灯からの影が出来続けていた部分だけが退色せずに残り、塵も積もれば、ということでここまではっきりしたんじゃないか、ということ。

 

一応裏が取れないかと思って調べてみたけれども、駅の階段の素材は恐らく花崗岩であるということ、花崗岩は屋外では退色する、ということはわかったけども蛍光灯の光程度でこんなはっきり違いが出るほど退色するかはわかりませんでした。これすごく気になるんですけど、もしご存じの専門家の方とかいらっしゃったら教えてください!